言葉の違いに注意!
日本語は難しいもの。
似たような言葉を誤って使うことでトラブルを招き、失礼にあたる場合もあります。
今回はそういった言葉の違いをビジネス用語に絞ってご紹介します。
「御社」と「貴社」の違い
「御社」は相手の会社に対する敬称で、話すときに使います。
「貴社」も相手の会社に対する敬称ですが、文書で使われます。
電話は「御社」、メールは「貴社」となります。
「振込」と「振替」の違い
「振込」は他銀行の口座や同じ銀行の別支店の口座に資金移動することです。
「振替」は同じ銀行、同じ支店内の口座間で資金移動することです。
「振込」は手数料がかかり、キャッシュカードや通帳が必要で、「振替」は手数料がかからずATMや窓口で手続きができます。
「判子」と「印鑑」の違い
「判子」は個人や組織・団体が確かに当事者であることを示すための印を押す道具のことです。
「印鑑」は「判子」を使って押された紙等の上に残った文字など印そのものです。
「倒産」と「破産」の違い
「倒産」は企業の経営が悪化して事業が継続できない状態のことです。
「破産」は経済状態が悪くなり負債の返済ができなくなった状態を清算するための手続きをいいます。
「破産」の場合は企業だけでなく個人に対しても使います。
「修正」と「訂正」の違い
「修正」は間違いを直すだけでなく不十分、不適当と思われる箇所を直すことです。
「訂正」は文章や言葉の間違いを直すことで、対象に必ず誤りがあります。
言い回しや適切な表現に変更するのは「修正」となります。
他にも多くの間違いやすい言葉があります。
気をつけて使いたいものです。