名刺交換後はフォローアップを！フォローアップの具体的な方法を解説

by staff · 公開 2025年9月16日 · 更新済み 2025年10月15日

名刺交換は、自社や自身のことを覚えてもらうのはもちろん、その後の商談につなげるためにも非常に重要なものです。特に、名刺交換後に適切なフォローアップができれば、相手から相談や商談などを持ちかけてもらえる可能性が高くなります。

そこでこの記事では、名刺交換後のフォローアップの重要性や具体的なフォローアップの方法などについて解説します。名刺交換をより効果的なものにしたい方はぜひ参考にしてください。

名刺交換の目的

名刺交換を行う目的は、交換する相手に自分や自社のこと、自社の商品やサービスを覚えてもらう点にあります。自身や自社のことを認識してもらうことで、その後の商談につなげやすくなります。そういった意味で、名刺交換は商談のための第一歩といえるでしょう。

そのため、ただ単に交換するのではなく、相手が興味を持ちそうな情報や話題を提供し、その後のフォローアップにうまくつなげられるように逆算することが重要です。

名刺交換後のフォローアップが重要

先述の通り、名刺交換をきっかけに、そこからフォローアップを行うことで、その後の商談につなげることは十分可能です。

一方で、多くの人は名刺を交換するだけで満足してしまう、フォローアップをしたとしても後日メールを送るだけといったケースがほとんどです。名刺交換後にいかに適切なフォローアップができるかどうかはビジネスにおいて非常に重要なものです。ちょっとしたフォローアップがその後、会社にとっての大きな利益になるかもしれないにもかかわらず、それをみすみす逃してしまうのはあまりにももったいないといえます。

名刺交換のコツ

ここでは、名刺交換を行うにあたって押さえておきたいコツを紹介します。交換後のフォローアップにつなげるためのポイントを取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

名刺交換の際に相手の情報をヒアリングする

名刺交換の際は、ただ名刺を交換するのではなく、交換の際に発生する会話を通して相手の情報をヒアリングすることが大切です。

相手の現状や課題などがわかれば、自社がどのように貢献できるのかといった点でフォローアップしやすくなります。そのため、事前にどのようなことをヒアリングするのかまとめておくことをおすすめします。

名刺交換直後は名刺にメモを残しておく

名刺交換の際に話した内容は、交換直後に名刺にメモ書きとして残しておきましょう。直後に行う理由は、忘れてしまわないようにするためです。

また、名刺に直接書き込んでおけば、どこの誰とどういった話をしたのかといった点が明確になります。メモ書きを残す際は、後で見返したときに内容がわかるようにまとめておきましょう。

交換した名刺はすぐにアクセスできるように管理する

交換した名刺は、すぐに利用できるように管理方法にも気をつける必要があります。

例えば、名刺をデジタル化し、社内のシステムで管理するようにしておけば、必要なときにすぐにアクセスできます。近年では、スマートフォンの名刺管理アプリも利用でき、こちらは名刺を撮影するだけでデータベース化でき、情報を管理できるようにしてくれます。

名刺交換後のフォローアップ方法

名刺交換のあとは、フォローアップを行い、その後の商談等につなげる必要があります。そこでここでは具体的にどのようにフォローアップを行うのか解説します。

お礼の連絡は早めに行う

名刺交換を行ったあとは、できるだけ早いタイミングでお礼の連絡をすることが大切です。できれば当日中、遅くとも2〜3日以内にはお礼のメールを送るようにしましょう。

その際、誰に対しても同じお礼の文章を送るのではなく、名刺交換の際に話した内容を取り入れるなどして、文章をパーソナライズすることがポイントです。そうすることで、相手は自分のことを覚えてくれていると感じ、信頼関係構築に向けた一歩を踏み出しやすくなります。

見込み度合いを分類する

展示会などに参加すると、多くの人と名刺交換を行いますが、交換した人が自社にとってどのくらいの見込み客となりそうか、分類することも大切です。全員に対して一律で同じ対応をしようとすると膨大な時間と手間がかかるため、現実的ではありません。そのため、会話の内容等をメモに残しておき、それらを踏まえて見込み度合いを数段階に分けて分類し、度合いの高い人から順にアフターフォローしていくことが大切です。

見込み顧客のフェーズに応じて電話でフォローする

見込み度合いの高い人に対しては、電話でフォローするのも効果的です。メールでお礼の連絡や相手にとって役立つ情報等を送ったうえで、相手が興味を持つようであれば、そのまま電話をして実際にアポイントを取ることで商談につなげることが可能です。

見込み度合いが低くても中長期的なフォローを行う

見込み度合いの低い人に対しても、アフターフォローは行うようにしてください。

ただし、見込み度合いの高い人のようにスピード感を持って対応し、必要に応じてすぐに電話をするといった必要はありません。そうではなく、コミュニケーションを通して中長期的に関係を構築していくことが大切です。その時点では、自社のサービスや商品が必要なくても、必要になるタイミングが来る可能性は十分にあります。そのようなときに、日頃から接点を持っていれば、相談してもらえる可能性が高くなるでしょう。

フォローアップのためにも法人e名刺で名刺を作成

名刺交換後に効果的なフォローアップを行うためには、相手の印象に残るような工夫を施した名刺を作成することも大切です。名刺の情報から話題を拾って会話につなげられるほか、インパクトのあるデザインの名刺を作れば、相手が名刺を見返したときに自社のことを思い出しやすくなるためです。

また、名刺の裏面に自社製品やサービスなどを載せておけば、後々の相談につながるかもしれません。このような点を踏まえて名刺を用意したい方は、法人e名刺の利用を検討してみてください。

法人e名刺では、注文したい名刺を画面から選んでクリックするだけのカンタン操作ですぐに名刺を注文できます。デザインは画面上のプレビューで確認でき、文字情報等は自分で編集できるため、名刺に記載したい情報を自分で設定可能です。翌営業日の発送、複数拠点への発送にも対応しているため、すぐに名刺が必要なときにも便利です。商談につなげるための名刺作りをしたい方はぜひ法人e名刺の利用を検討してみてください。